松江市でおすすめの蓄電池業者を紹介します！

まずはじめに、すでに太陽光発電を行っている方が、何を目的に導入したのかWebアンケートの結果をまとめてみました。太陽光発電や蓄電池を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

はじめに前提として、太陽光発電を行っているご家庭の割合を調査してみました。

アンケートの結果、「はい」と回答されたのは13％にとどまりました。まだまだ、太陽光発電の魅力に気がついていない方が多いのですね。

次に、「はい」と答えた方に向けて、太陽光発電を行うことにした目的をお伺いしました。

電気代削減と回答した方が、一番多いという結果になりました。また、IHクッキングヒーターやエコキュートなどを搭載したオール電化住宅と太陽光発電・蓄電池を組み合わせると、さらに光熱費削減効果が大きくなります。

それから、売電・蓄電・災害時の備えという声もありました。太陽光発電と一緒に蓄電池を導入すると、仮に停電してしまっても普段と変わらず電気を使うことも可能です。

これらの導入目的を見ると、蓄電池を太陽光発電と組み合わせることに多くのメリットがあることがわかりました。現在、太陽光発電のみ導入している方も、このサイトなどで蓄電池の魅力を知り、検討してみてくださいね。

これから戸建てのマイホームを購入しようとしている方や、現在お住まいの方には、太陽光発電に興味を持っている方も多いのではないでしょうか。実際太陽光発電には非常にさまざまなメリットがあり、上手に活用すればより豊かな暮らしに繋げることが可能です。

ここではそんな太陽光発電を知ってもらうために、まずは仕組みから詳しく解説しようと思います。また、島根県松江市にお住まいなら特に太陽光発電がおすすめである理由も、合わせてお伝えしていきましょう。

太陽光発電と蓄電池の仕組みを紹介

太陽光発電の仕組みを簡単に説明すると、太陽光パネル（太陽電池）に太陽の光が当たることで、電気に変換するシステムのことです。ただ、太陽光発電はこのパネルのみで成り立っているわけではなく、さまざまな機器が関わって1つのシステムになっています。

そこで、一般的に住宅用太陽光システムを導入する際に必要な機器の紹介と併せ、それぞれの役割や全体的な仕組みをチェックしていきましょう。

太陽光パネル

1つ1つの太陽電池を、見たことがあるような板状の形になるよう繋げたものが「太陽光パネル」と呼ばれるものです。太陽光をエネルギーに変換することが可能なこのパネルは、戸建て住宅であれば基本的に屋根へと設置され、設置枚数・面積によって発電量が増えていきます。

パワーコンディショナ

太陽光パネルで発電した直流電気を、一般家庭で使用可能な交流電気に変換する装置が「パワーコンディショナ」です。この装置を介して電気を直流から交流に変えなければ、家電を動かすことができないため、非常に重要な役割を果たしていると言えるでしょう。

基本的に回路内に流れる電気を監視し、停電や周波数の上昇・低下などトラブルが発生した際にシステムを停止させる「保護装置」も、一体化され備わっています。また、その他にもMMPTと呼ばれる電力安定供給を調整する機能や、発生電力量計などの機能を持つパワーコンディショナも存在します。

分電盤

パワーコンディショナで変換し使えるようになった電気を、各部屋・場所へと分配して送る装置です。また、電気事業者から送られてきた電気も同じく分配しているほか、逆に発電した電気を売るために外部へ送り出す機能も持っています。

松江市の日照時間調査

太陽光発電にとって非常に重要となる要素の1つが、太陽が出ている時間、つまり日照時間です。ここでは島根県松江市の日照時間について、少し調べてみました。

『国土交通省 気象庁』のホームページを見てみると、1981年～2010年の統計で年間約1,700時間が平均値となっているようです。月別ですと、いちばん日照時間が多いのは5月で、いちばん日照時間が少ないのは1月です。

ちなみに最近の情報ですと、2020年11月27日～2021年2月24日までの90日間で、日照時間が300時間を超えました。これは22シーズンぶりという多さだったとのことですね。

太陽光発電と組み合わせて導入する物の中で、特におすすめなのが「家庭用蓄電池」です。単に蓄電池というとスマートフォンやノートパソコンのバッテリーも似たようなものですが、ここでいう家庭用蓄電システムはもっと大容量の電気を貯めておけるため、大型家電も動かすことが可能です。

ここからはそんな蓄電池導入のメリットを中心に、蓄電池の寿命や耐用年数についても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

蓄電池導入のメリット

太陽光発電システムと併用可能な家庭用蓄電池には、さまざまな特徴・メリットがあり、特に近年では導入する家庭も増えています。

エネルギーの有効活用が可能

太陽光発電システムと蓄電池を併用することで、各家庭のライフスタイルに合わせた効率的な電気エネルギーの運用が可能になります。

例えば太陽光で発電した電気を蓄電池にストックすることによって、普段使いはもちろん、余った分を電力会社に売ることもできます。つまり「電気料金+売電料金」2つの利益が、継続的に得られるわけですね。

非常時の利用で安心

近年では日本各地で発生した地震・台風・大雨などの自然災害の影響で、非常に防災意識が高まっています。そんな防災面でも蓄電池は、非常時にも電気を使えるようになるといった点で、大きく貢献することが可能です。

中でもお年寄りや小さなお子さんがいる家庭において、電力というのは最も重要なライフラインとなります。蓄電池があることにより、災害時にもしっかりと備えられるのは大きな安心感に繋がるでしょう。

パワコン一体型蓄電池

既に数年前から太陽光発電システムを導入し、追加で蓄電池を設置したい場合は「パワコン一体型蓄電池」がおすすめです。パワーコンディショナの変換効率向上が望めるほか、省スペースでの運用が可能なため、経済的な効果が見込めるでしょう。

蓄電池の寿命や耐用年数

蓄電池はいつまでも同じように使えるわけではなく、寿命や耐用年数と言ったものが存在します。

蓄電池の寿命

蓄電池の寿命は年数ではなく「サイクル数」で数えられ、これは0％から100％への充電+100％から0％への放電の1セットで、1サイクルとしています。そのため、充電放電を何回繰り返したとしても、合計100％になるまでは1サイクルとしてカウントされません。

つまり、蓄電池の容量が大きいほど1サイクルになるまで時間がかかるため、そのぶん長寿命であると言えます。ちなみに寿命を迎えた蓄電池は、最大容量が減りエネルギー効率が悪くなりますが、急に全く使えなくなるわけではありません。

また、蓄電池は鉛蓄電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン蓄電池などいくつかの種類に分けられます。種類によって寿命は異なりますので、導入時にはしっかりと説明を受けて検討することをおすすめします。

蓄電池の耐用年数

蓄電池の法定耐用年数は、約6年と言われています。短く感じるかもしれませんが、これはあくまで国税庁が定めている期間であり、実際の寿命とは異なっています。

ちなみに種類やメーカーによって違いがあるため、点検や交換のタイミングを把握しておくことは大切でしょう。

松江市が補助してくれる助成金

島根県松江市では令和3年度蓄電池設備設置に関して、上限10万円までの補助を実施しています。ただ、太陽光発電システムと同時設置のケースのみに限るそうなので、その点は注意しましょう。

交付条件や対象設備、手続きに関する注意事項などに関しては、松江市のホームページを確認してみてください。

【参照：松江市ホームページ】
http://www1.city.matsue.shimane.jp/gomi/kankyou/hojokin/juutakuyoutaiyoukou.html

現在大手をはじめとするさまざまなメーカーによって、家庭用蓄電池が発売されていますが、容量・寿命・サイズ・価格・保証内容などに大きな違いがあります。ここでは主要メーカー4社を中心に、特徴を紹介していきましょう。

パナソニックの特徴

パナソニックは日本でも最大級の家電メーカーであり、CMなどの影響で知名度も高いため、大手ならではの安心感があるでしょう。「エネループ」などを中心に乾電池に関しては1931年からの歴史を持っているほか、世界トップレベルの開発力・生産力も大きな強みとなっています。

また、蓄電池メーカーとしても豊富な製品ラインナップを誇っています。ハイブリッド型蓄電池「創蓄連携システムS+」をはじめ、単機能型蓄電池やリチウムイオン蓄電池といった、家庭用・車載用・スマートフォン用などさまざまな用途で使える物を展開しています。

ニチコンの特徴

あまり知っている方は多くないかもしれませんが、ニチコンは蓄電池業界では有名な、老舗メーカーの1つです。家庭用蓄電池の累計販売台数は国内でもトップクラスであり、豊富なラインナップを特徴としています。

単機能蓄電池やハイブリッド蓄電池に加え、トライブリッド蓄電池・ポータブル型蓄電池まで非常に幅広く取り扱っているため、あらゆるニーズに対応することができるでしょう。

シャープの特徴

主に電化製品で有名なシャープですが、実は太陽光発電システムの累計販売台数が1位のメーカーでもあります。中でも、ハイブリッド型蓄電池で一番のシェアを得ている「クラウド蓄電池システム」を擁している点は、大きな強みと言えるでしょう。

単機能型蓄電池を取り扱っていない点はややマイナスですが、一方で4.2kWh/6.5 kWh/8.4 kWhといった3種類の容量がラインナップされているため、さまざまなライフスタイルに応えられます。

また、保証サービスとして「蓄電池Webモニタリングサービス」を提供しているのも特徴です。遠隔監視によって、蓄電池に何かトラブルが発生した場合にも、スピーディーな対応ができる体制が整えられているため安心感は高いですね。

京セラの特徴

太陽光発電で得られた電気エネルギーを蓄電し、それを無駄なく活かす製品を開発しているのが京セラです。特にZEH（ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス）に関する取り組みに力を入れており、多数のハウスメーカーに製品を提供しています。

京セラが主に取り扱っている蓄電池は「リチウムイオン蓄電システム」と呼ばれるもので、屋外に取り付けるタイプのものです。一番蓄電容量が大きいものを選べば、24時間連続で使用できるほど大容量です。

その他蓄電池メーカー

「村田製作所」は、蓄電池業界参入は2018年からと日が浅いものの、もともとスマートフォン用のリチウム電池で世界上位シェアを誇っているメーカーです。

「長州産業」は、中国エリアの住宅設備メーカーですが蓄電池業界でも有名で、屋内設置用蓄電池のラインナップや保証期間の長さが特徴です。「Looop」は、太陽光発電をセット販売しているメーカーで、圧倒的な価格の安さが特徴です。

蓄電池を取り扱う業者はさまざまで、中には悪質業者も存在しているため、依頼する業者を選ぶ際には細心の注意が必用です。ここからは、松江市で蓄電池業者を探す際に見てほしいポイントを4つ紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

スタッフ対応を確認

まずは問い合わせや相談の際に、担当スタッフがどのような対応をしてくれるのか確認してみましょう。

私たちは素人ですから、わからないことが多いのは当然です。そのため疑問点などを質問すると思いますが、その際丁寧に分かりやすく、必要な情報を伝えてくれる業者であれば安心です。

またそれ以外では、提示される資料の見やすさや情報量も参考材料になります。肝心な部分をぼかしていたり大雑把にしか記載していない業者は、要注意でしょう。

アフターフォローを確認

何よりも蓄電池を長期間安心して使い続けるためには、トラブルが発生した時に備えられるメンテナンスや各種保証などの、アフターフォローが大切になってきます。太陽光発電事態が高額な費用がかかる設備ですから、しっかりと吟味して選びましょう。

フォロー体制に関しては業者ごとに内容・期間が大きく異なってくるため、なるべく複数の業者で比較検討することをおすすめします。

実績を確認

肝心の施工技術を見極めるには、各業者のホームページで施工実績をチェックするのが最も効果的でしょう。施工実績の数を確認するほか、どのような施工が得意なのか、今までにどのような技術を用いて施工してきたのかなども確認できると良いですね。

また、業者によっては実際に蓄電池を設置した方のメッセージを掲載しています。口コミや情報サイトなどと併せて、参考にしてみるのも良いでしょう。

費用面を確認

蓄電池の導入および設置には、大きく分けて3種類の費用がかかります。見積もり確認を悩まずスムーズに進行させるためにも、ある程度費用項目を知っておくと役に立つでしょう。

設置工事費用

蓄電池の設置工事は、主に屋外と屋内の2タイプに分けられ、内容がそれぞれ異なります。特に屋外に設置する蓄電池は、メーカー・機種ごとにおこなう施工内容が大きく変わるため、費用もそれに応じて変動します。

蓄電池本体の購入費用

もちろん蓄電池本体の価格は、メーカー・機能・蓄電容量によって変わってきます。またハイブリッドタイプかフレキシブルタイプなのか、停電時にどのような発電をするかなどでも変動するので、自分のニーズに照らし合わせて確認してみましょう。

電気工事費用

蓄電池設置の際には、配線や分電盤の工事をおこなう必要があります。基本的に70万円以上の費用がかかり、所要時間は平均6時間程度となっています。

蓄電池の導入費用を抑えるには業者選び、メーカー選びも大切ですが、各自治体の圃場金制度を利用するといった方法も効果的です。また、見積金額だけに囚われると思わぬトラブルを引き起こす可能性もあるので、業者は慎重に選んでくださいね！

家庭用蓄電池に適した設置場所は？

家庭用蓄電池は、停電時や電気代の節約に役立つ便利なアイテムです。電気代高騰の流れを受け、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。

蓄電池は精密機械のため、置く場所に注意しないとすぐに故障してしまう恐れがあります。この記事では、家庭用蓄電池の設置に最適な場所を解説していきます。あわせて家庭用蓄電池を設置する際の注意点も解説しているので、参考にしてください。

蓄電池の最適な設置場所とは

家庭用蓄電池には2つのタイプが存在しています。屋内設置タイプと屋外設置タイプです。

それぞれメリット・デメリットが存在するので、自分が住んでいる家や外部環境を考えたうえで、どちらのタイプの蓄電池を買うか決定するとよいでしょう。

蓄電容量が大きいものは基本的に屋外タイプの家庭用蓄電池です。それぞれ設置するのに適した場所が異なるため、タイプによってどこに蓄電池を置くことがおすすめなのか解説していきます。

屋内設置タイプの場合

屋内設置タイプの蓄電池の最大のメリットは、外気に晒さず設置できるため、天候の影響を受けないということです。屋内設置タイプの蓄電池を置くのに適しているのは、以下の4つの項目を満たした場所です。

・風通しが良い
・高温多湿でない
・寝室から離れている
・火器の近くでない
・ホコリっぽくない

先述したように、家庭用蓄電池は精密機械です。熱や湿気、ホコリに弱いためそれらが多い場所に設置すると故障の原因になります。

また蓄電池は熱を持ちやすい機器です。火器の近くに置いておくと、最悪の場合火事に発展する恐れもあるので注意しておきましょう。

加えて蓄電池を作動させると、多少なりとも音がでます。日常生活を送るうえで支障をきたすほどではありませんが、睡眠の妨げになる可能性はあるため、寝室への設置は控えましょう。

屋外設置タイプの場合

屋外設置タイプの蓄電池の最大のメリットは、家屋内の居住スペースを圧迫せずにすむという点です。また蓄電池を作動した際に鳴る、運転音の影響を受けずにすむという点もメリットといえます。

屋外設置タイプの蓄電池を置くのに適した場所を紹介していきます。屋外設置タイプの蓄電池は、以下の3つの項目を満たした場所に置きましょう。

・直射日光が当たらない
・雨、雪が当たらない
・風通しがよい

基本的な条件は、屋内設置タイプの蓄電池と変わりません。高温多湿を避けるため、風通しが良い場所に設置しましょう。

また蓄電池は熱を持ちやすいため、直射日光が当たる場所は避けましょう。

蓄電池の重さにも注意を

屋内タイプの蓄電池を設置する際にもう一点注意すべきことがあります。それは重さです。

屋内設置タイプの家庭用蓄電池は、商品にもよりますが60~170kgほどの重さがあります。設置の際には「床が蓄電池の重さに耐えられる耐荷重をクリアしているか」を必ず確認しましょう。

蓄電池の大きさにも注意を

家庭用蓄電池は、設置するためにある程度の場所の確保が必要となります。特に屋内設置タイプのデメリットとしてあげられる要素が、居住空間を圧迫してしまうということです。

最近では居住空間をほとんど圧迫しないサイズの家庭用蓄電池も販売されています。自宅の広さと間取りを考慮したうえで、どれくらいの大きさの蓄電池を購入するか決定するようにしましょう。

故障の原因に！蓄電池を設置してはいけない場所とは

最後に、蓄電池を設置したらすぐに故障してしまう可能性がある、絶対に置いてはいけない場所を紹介していきます。

塩害地域

海が近くにある地域では、空気中の水分に塩が多く含まれています。塩は電気機器の表面や内部に、腐食やサビをもたらします。その塩が家庭用蓄電池の故障の原因になります。

塩害地域に適した蓄電池も販売されているため、塩害地域にお住まいで蓄電池の購入を検討されている方は、そのような商品を購入するようにしましょう。

多くのメーカーでは、海岸から2km以内の地域を塩害地域と規定します。先述した塩害地域に適する家庭用蓄電池は、通常のものより価格は高く設定されていることがほとんどです。

しかし長く使うことを考えたら、十分に元が取れる可能性が高いため、購入を検討してみましょう。

気温がマイナス10℃を下回る地域

家庭用蓄電池は、極端な高温・低温に弱い機器です。蓄電池に使用されているリチウムイオン電池は、低温の環境で大きく性能が低下します。

そのため北海道など気温がマイナス10℃を下回る地域では、蓄電池の使用をおすすめできません。気温がマイナス10℃を下回る地域では、蓄電池の販売を行っていないメーカーもあるほどです。

ここまで松江市で蓄電池を導入する際に、知っておくと役に立つ基本情報や知識について解説してきました。

これからの太陽光発電システムの効果的な運用には、蓄電池の設置は欠かせないものとなってくるでしょう。ぜひ本サイトの情報や各業者のホームページなどをチェックし、より良い蓄電池設置業者を探してみてください。