松江市で蓄電池を設置したら補助金・助成金はもらえる?
松江市で蓄電池を導入することで、補助金・助成金がでるか知りたい方もいるのではないでしょうか。蓄電池は、工事費込みで100〜200万円費用が生じるため、補助金があると負担軽減につながり、採用しやすくなります。本記事では、松江市で蓄電池を設置される場合にもらえる補助金や助成金について、徹底解説します。
松江市では蓄電池にも補助金がでる!
結論から申し上げると、松江市でもらえる蓄電池補助金は上限10万円です。松江市として、地球温暖化対策において蓄電池が貢献をすると考えているので、補助金をだしているのです。現状では、令和3年4月1日〜令和4年3月31日に設置されたものに交付される補助金であることに、注意しましょう。令和4年3月31日以降は、松江市がだす予算案によって継続されるが決定されます。
なお、予算には限りがあり上限に達してしまうと、年度内でも補助金がもらえなくなります。つまり、令和4年3月31日に近づくにつれて、補助金をもらえない恐れが生じるのです。蓄電池を考えている方は、はやめに設置をするといいでしょう。
補助金の対象となるには?
補助金対象となるには、要件を満たすことが求められます。松江市が確認する項目は、大きくわけて、購入者・販売事業者・設置報告・蓄電池が指定のものかです。以下では、確認項目の詳細について、みていきましょう。
■購入者・販売事業者・設置報告に求められる要件
まず、補助金をもらおうとする購入者は、市税に滞納がないか確認しましょう。市税とは、住民税や国民健康保険税のように、市に直接払う税金です。滞納があると、補助金をもらえません。
つぎに、蓄電池を販売する事業者は、松江市内に本店や支店などを有していなければいけません。あくまでも、松江市がだしている補助金なので、事業者や購入者は松江市に住所を有している必要があります。
最後に、設置工事完了後30日以内又は令和4年3月31日いずれかの早い日までに、設置報告を書類で行わければいけません。販売事業者へ期間内に設置が間に合うか、事前に確認をしてから補助金の申請をするようにしましょう。
■蓄電池に求められる要件
まずは、太陽電池と同時に設置しなければいけません。蓄電池は、太陽電池と併用することで、本来もつ性能を最大限活かせるエネルギー機器であるからです。なお、設置された太陽電池は、法定耐用年数以上(17年以上)使わなければいけません。
つぎに、容量1.0kWh以上あるリチウムイオン蓄電池なのか、電力変換装置を搭載しているかなど、技術審査がなされます。太陽電池でつくられた電力や夜間電力を充放電できるものであれば問題ないでしょう。技術的なところは、専門的でわかりづらいため、販売元に補助金対象なのか確認しておくといいでしょう。
最後に、未使用品であることです。中古で購入されたものや知人から譲り受けたような蓄電池は補助金対象外です。
補助金の手続きの仕方
では、最後に補助金をもらうための手続きについてみていきましょう。手続きは、工事着手前、工事着手時、工事完了後に行います。フローごとで用意すべき書類があるので、あわせて紹介します。
申請書は、松江市ホームページからダウンロードできるようです。期間内に、提出書類を用意できないなど、提出が間に合わない場合は、補助金対象外となります。なお、申請後に当初予定していた工期通りに進まないなど、事業内容に変更が生じた場合は、速やかに担当窓口に相談するようにしましょう。
■工事着手前
前提として、補助金対象である蓄電池は、申請前に契約しているものに限られます。契約後は、速やかに事前申請をするようにしましょう。申請は、補助金等交付申請書に複数の書類を添付し出します。添付書類には、収支予算書などのように専門的なものがあるので、設置事業者に準備をお願いしておくと不備がなく、いいでしょう。松江市が申請書を受理すると審査に入り、審査に通ると申請者宛に補助金等交付決定通知書が送付されます。
■工事着手時
工事着手に入る段階で、補助金事業等着手届を松江市へ提出します。工事着手時にも申請は必須なので、忘れないように注意しましょう。
■工事完了後
設置後は、補助事業等完了届を松江市へ提出します。その後、工事完了後30日以内又は令和4年3月31日いずれかの早い日付までに、実績報告書類を提出しましょう。市が受領すると審査に入り、審査に通れば補助金等確定通知書が申請者に送付されます。申請者は、受領した段階で、補助金等交付請求書を市へ提出します。以上をもって、はじめて補助金が交付されるのです。
まとめ
以上、蓄電池をつけると松江市では、補助金がでるのかについて紹介しました。松江市では、蓄電池に対して、上限10万円補助金が交付されます。受給には、さまざまな審査があります。まずは、購入しようとしている蓄電池が補助金対象なのか聞いておくといいでしょう。詳しくは、松江市ホームページに記載されているので、確認してみましょう!